[動画]みんなも止まれる横断歩道!啓発は力なり

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はじめに

交通安全は私たちの日常生活に深く根ざした問題です。特に横断歩道での歩行者の安全は、都市部でも郊外でも等しく重要な課題となっています。この重要性を浮き彫りにしたのが、JAFが調査した「信号機のない横断歩道における車の一時停止率(全国)」です。この調査でかつて最下位だった栃木県(2018年)は、公私一体となって積極的な啓発活動を行いその結果、驚異的な変化を遂げました。たった5年でランキング上位となり、他県の模範とされるまでになったのです。

このサイトでは、その背景にある【啓発活動の効果】に焦点を当て、啓発内容とその効果を紹介します。啓発者たちのアイディアと努力が、どのようにして一つの地域を変え、交通安全意識の向上に繋がったのか考え、より多くの地域にこの効果を広げていきましょう。

みんなも止まれる横断歩道!啓発は力なり

啓発が結果になる!全国ワースト1位だった栃木県

JAFが発表した「信号のない横断歩道で歩行者優先の調査」で2018年に全国ワースト1位を記録した栃木県。止まった車はわずか0.9%。。。ほぼ車優先です。これでは横断歩道の意味が全くありません。
しかし、ここから栃木県が実力を発揮することに・・・

「 止 ま っ て く れ な い ! 栃 木 県 か ら の 脱 却 」

⚫︎栃木県警察本部と交通安全協会は下部の動画「脱!止まってくれない栃木県」というCMシリーズを第五弾まで作成するなどし脱却に向け大きく動き出しました。ついつい見入ってしまうインパクトのあるCMは視聴者の意識を集め、大きな話題となりました。
また、歩行者妨害取締りを強化し、正しい知識と行動の周知を行いました。さらに、取締り現場を目撃したドライバー達の「歩行者優先」に対する意識が高くなったのは言うまでもありません。
⚫︎栃木県、栃木市、壬生町、宇都宮市では市職員に交通ルール遵守の徹底や、交通安全マナー向上啓発活動に市長も参加して市民に周知するなど活動。その甲斐あって毎年の停止率があがっていきました。

この啓発活動により多くの栃木県民が横断歩道を意識するようになりました。

第一弾CM【脱!止まってくれない栃木県】

※栃木県警に確認し、記載許可をいただいております

第五弾まで続きが見たい方はこちらから
栃木県警察 交通安全動画集(交通安全協会)


啓発歴10年以上とまるん@信号のない横断歩道(交通安全)さん

とまるん@信号のない横断歩道(交通安全)さんは、信号のない横断歩道での歩行者優先の啓発活動を2012年から2024年の今も継続中で、素晴らしい実績をお持ちの方です。

・Youtubeに300以上の動画
・Hondaの交通安全動画コンテスト(2014年)でHonda賞受賞(下部に動画あり)

・栃木県庁や栃木県警に訪問し「横断歩道における歩行者優先」関連の要望

・信号のない横断歩道 とちまるくんステッカー(メルカリ)を販売

(現在もX(旧Twitter)にて毎日更新されています。フォロワー4,000人以上)

実際に栃木県の道路で「横断歩道の歩行者優先」動画をアップする事で、多くのドライバーが【歩行者優先させる方法】を具体的に知る事ができ、実践できるようになったのもランキング上位になった大きな要因だと考えています。

とまるんさんは「個人で啓発するだけでは無力に近く、栃木県警察の大々的な啓発活動と歩行者妨害取締りの強化によるところが大きい。 それがあって初めて県民の関心が横断歩道に向き、そこから、とまるんの啓発が耳に入るようになり、 そこで歩行者優先の理解を深めることに役立った(かもしれない・・・)」と、おっしゃっていました。とても謙虚なお方です。

(本記事の作成過程で栃木県警に電話で問い合わせしましたが、警察の方もとまるんさんをご存知でした)

とまるんさんの啓発動画を紹介します。

「Hondaの交通安全動画・ポスターコンテスト(動画の部)」でHonda賞受賞

相乗効果が期待できる

取り組みによって良い成果が残せると、「もっと頑張ろう」とやる気を引き起こします。
特にランキング上位になると他県からのモデルにもなるのでより高い意識を持ち続けることが期待できます。そして多くの人が話題にし、さらに多くの人の意識を集めることが可能になります。

成功するまでには数々の失敗や大変な苦労があるかもしれませんが、やれば出来るんだと多くの人の希望になります。

そんな栃木県を見本にして、皆さんも是非頑張って頂きたいと思います。

番外編:便乗して啓発したいこと!

歩行者がいない事が明らかな場合は減速の必要はありませんが、それ以外は減速の必要があります。
対向車側が混雑していると、必然的にかなりスピードを落とし安全確認が必要になります。歩行者からしても、混雑する車で向かい側車線の車の有無が見えにくく渡りにくいと感じる人も少なくありません。

横断歩道+1

そこでモロッコ屋が提案したいのが【横断歩道+1】です。
これは歩行者からも安全確認しやすく、車からも歩行者の有無を確認しやすい画期的で無駄がない方法です。

まずはビデオをご覧ください

この動画ではドライバー目線ですが、歩行者からも車の確認がしやすく、お互い安全でスムーズになります。

まずは、「横断歩道は歩行者優先」という意識付けの周知が大前提なので、栃木県を見習って行動しましょう!モロッコ屋の拠点千葉県でも頑張ってまいります!

まとめ

  • 交通安全に関わる啓発活動は「行政だけ、個人だけ」ではなく、公私協力してこそ効果がある
  • 横断歩道の歩行者優先は、啓発の規模や期間で少しずつみんなの意識を変えることができる
  • 意識を変えた後、やり方を教えてあげれば実践する人が増える
  • 頑張った成果が出ると、さらにみんなの意識が高まり相乗効果でより良い結果が期待できる
  • 【横断歩道+1】は歩行者もドライバーもより安全によりスムーズな手段である
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