ペーパードライバー講習 10- 駐車 02
駐車 -02 ~ ペーパードライバー講習 ~
ペーパードライバー講習 10 駐車 -02
(2017年の古い記事です。ご容赦ください)
2023年12月に駐車完全ガイドページを作成しました←クリックして見る
まず最初に、このページは ペーパードライバー講習 を受講したいんだけど、車の操作や手順は全て忘れたよ!何にもわからないから最初から教えてよ!
というようなペーパードライバーさんや初心者さんのためのページです。
駐車の大事な要素
前回のペーパードライバー講習09では駐車の手順と補足、失敗する理由を紹介しました。
今回は駐車(車庫入れ)する時に大事な要素を紹介します。
ハンドルとブレーキ
まず、知ってる方も多いですがだいたいの車はブレーキを離すとクリープ現象で動きます。
※馬力のある車ほど進む力が強いです。
このクリープ現象で進むスピードを「ブレーキ」で制御します。
そして曲がりたい方向に「ハンドル」を切って進行方向を変えます。
この2つが失敗する大きな原因になっています。
簡単そうに聞こえますが、逆向きに進みながらそれぞれを同時に操作&微調整するので慣れるまでが大変です。逆に、駐車が苦手な生徒さんは「ハンドルとブレーキが連動してしまう」ことが多いです。
【ゆっくり進みながらハンドルを大きく切る】
この操作が大きな壁となっています。
連動してしまう方のパターンは下記2つです。
・ハンドルを大きく回そうとすると、自然と足がブレーキから離れてスピードが速くなる。
・ゆっくりバックを意識すると、ハンドルも少ししか切れずに目的の場所から大きくズレてしまう。
上手くいかないと思っている方は、まず「ハンドルとブレーキが連動してないか」確認してみて下さい。
連動させないために
実践でやるのが一番ですが、イメージトレーニングでも多少の効果はあります。
駐車をしてるイメージをしながら実際にハンドルとブレーキを操作している感じで手足を動かしてみて下さい。足はそのままの角度でハンドルだけを切っていきます。
実際に駐車練習できる場所がある方は、周囲の安全確認を徹底しながら練習してみて下さい。
ブレーキの加減
ブレーキは踏む、踏まないの2択だと思っている方は成長のチャンスです。
例えば踏むを10としたときに、半分の5の力で踏んでみる。8の力で踏んでみる。
そうするとクリープで進むスピードを微調整できるようになります。
駐車が苦手な方は7~8の力をキープしたままブレーキを踏む(超低速で走る)練習をお勧めします。
ここが分からない!!(駐車編)
・そもそも駐車のやり方
・どこを見るか
・ハンドルをどっちに切るか
・今現在ハンドル(タイヤ)はどっちを向いてるか
・次に何をすべきか(その時の自分の状態)
・なぜ上手く出来ないのか
と言ったように、分からない事だらけの方が多いです。
まずこれを解決しましょう。
・そもそも駐車のやり方
→前回のペーパードライバー講習09をご覧下さい。
・どこを見るか
→基本的にはサイドミラーで目標スペースの線を確認します(周囲の安全確認も忘れずに)
・ハンドルをどっちに切るか
→自分を基準にして、左側にバックしたい時は左に、右側にバックしたい時は右に切ります。
・今現在ハンドル(タイヤ)はどっちを向いてるか
→遠くの方を見て(何でもいいので見る対象を決めて)少しだけ前進しどっちに動いたか確認します。
→もう一つは、ハンドルをどちらかにめいいっぱい切り、そこから1.5〜1.7回転くらい戻したところ(会社のマークがまっすぐになっている場所)がまっすぐです。一般的にハンドルは2回転しないくらいです。
・次に何をすべきか(その時の自分の状態)
→これはその時の状態によって対処が違うので、自分の状況をまず確認しましょう。
・なぜ上手く出来ないのか
→何をしてどう失敗したのか理解する
→駐車のポイントとやり方を把握する
いかがでしたでしょうか。
駐車の操作は複雑ですし色々と書いてしまいましたが、重要なのは「ハンドルとブレーキ調整」です。
駐車の方法のビデオ教材はなるべく早く作れるよう頑張ります。